短時間でほとんど切らない佐藤法
平成20年頃より
短時間で終わり
皮膚をほとんど切らず
術後出血もほとんど起こらない
術後のドライアイを生じにくい
抜糸が必要ない
等、良いところの多い眼瞼下垂手術を開発し、最近は全てその手法で行っています。
お気軽にご相談ください。(原則保険適応です)
眼瞼下垂手術(佐藤法)の概要
・局所麻酔での手術です
・最短30分で終わります。
・皮膚切開は、患者さんの元々ある二重の線と同じ所にします。(横幅6ミリくらい)
・直視下に眼瞼挙筋を引き下げながら、結膜側から通した糸で腱板に固定します(美容外科でおこなう埋没重瞼術に近い方法です)
・皮膚は糸で縫わず、軟膏を塗っているうちに自然にふさがります。術後3日目から石けんで顔を洗えます
・ミューラー筋、涙腺にダメージを与えることがないので、後遺障害が起こりにくいです
経結膜法との比較
佐藤法の方が優れている点
・直視下に眼瞼挙筋の前転量のコントロールが出来る
・ミューラー筋を傷害することがない(経結膜法でミュラー筋を傷つけると神経の傷みによる頭痛や肩こり、イライラ、疲労感、不眠などの症状がおこります)
経結膜法の方が優れている点
・皮膚を切らなくてすむ
通常の皮膚を切っておこなう前転法との比較
佐藤法の方が優れている点
・皮膚の切開量が少ないので早く傷が治る
・内出血の量が少なくてすむ
・ミューラー筋を傷害することがない
・涙腺を傷害することがないので、術後のドライアイを生じさせにくい
・抜糸に来院する必要が無い
・痛みが少ない
・短時間で終わる
・使用薬剤が少なくてすむ
通常の皮膚を切る前転法が優れている点
・皮膚が切開できるので、余った皮膚を取ることが出来る
・眼輪筋の拘縮など、特殊な理由での眼瞼下垂にも対応できる