しみ、そばかす、にきび、赤ら顔など美容にお悩みの方 学芸大西口クリニック
診療科目

頭痛外来

今までに無かったような強い頭痛を今感じている場合はこのページを読むのではなく、救急車を呼んでください。

概要

 当院では、国際的に標準的な国際頭痛分類第3版に準拠して治療をおこなっています。

 

 片頭痛に対して眼瞼下垂手術ならびにボトックス注射の治療もおこなっています。

 

 緊張型頭痛や、片頭痛でも発作のコントロール不良なケースは、ためらわずに上記の治療を勧めています。

 

 大変申し訳ありませんが、上記の治療に集中するため、一般の診断のついていない患者様の治療は承っていません。頭痛外来の初診は、頭痛学会の専門医のいる施設で受けて下さい。

 

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片頭痛

 痛みが強く、日常生活への支障が大きい頭痛です。

 

 1ヶ月当たり、15回以下の発作的な痛みで、頭痛に先立って視野異常や視覚異常が生じます。

 閃輝暗点といって、頭痛の前の予兆として視野の一転が光って見えたり、モザイクがかって見えたり、ギザギザの模様が見えたりすることがあります。これが出る場合は片頭痛です。


 頭痛前の予兆として他には、肩こりや、あくび、まれに腹痛がおこることがあります。

 

 頭痛とともに嘔吐する場合は、ほぼ片頭痛です。

 

 痛みが強い場合は、市販の痛み止めが効果無いことがあります。

 幸いなことに10年程度前から、特効薬であるトリプタンが開発され、2時間程度での除痛が可能となっています。

 

 1ヶ月当たり2回以上の発作がある場合は、予防薬の投与が勧められます。

緊張型頭痛

 痛みは中程度で、仕事や家事の妨げにはなりませんが、連日長く続くことが多い頭痛です。


 典型的には夕方頃から頭痛が始まり、就寝まで長く続きます。


 痛み止めは有効ですが、後述する「薬物乱用性頭痛」を招くことがありますので、注意が必要です。

薬物乱用性頭痛(お薬のみ過ぎ頭痛)

 頭痛を抑えるために鎮痛薬を頻繁に飲むことで、かえって連日頭痛が起こるようになることがあり、薬物乱用頭痛とよばれます。市販の鎮痛薬の飲み過ぎによるもの以外に、医師から処方された薬によっても起こります。鎮痛薬以外でも片頭痛の治療薬であるトリプタンでも起こることがあります。


 現時点で生じる正確な条件が分かっていませんが、


 ・月に15日以上頭痛がある。

 ・現在、頭痛薬を月に10日以上飲んでいる。

 ・朝起きたときから頭痛がする。

 ・以前はよく効いていた頭痛薬が効かなくなってきた。

 ・薬をいくら飲んでも頭痛が以前よりひどくなってきた。

 ・頭痛の程度、痛みの性質、痛む場所が変化することがある。



 以上のような症状がある場合は、この病気を疑い、一度頭痛薬を打ち切ってしまうことをお勧めすることがあります。


 (参考:http://www.sukkirin.com/therapy/overuse.html




ボトックス治療

 ボトックス(ボツリヌストキシン)の注入により、片頭痛の頻度が減り、強さも減ることがよく知られています。緊張型頭痛でもよくなることがあります。

 

 頻繁に出ていた痛みの原因物質であるサブスタンスPが出にくくなることが効果のある理由の一つであると考えられています。

 

 健康保険の適応外になりますが、よくおこなっています。

 

 詳細は別ページへ。

眼瞼下垂症手術

 片頭痛の解消のために、眼瞼下垂症手術をすることはありませんが、眼瞼下垂を合併している場合はよくおこなっています。


 眼瞼下垂が有り慢性頭痛のある患者では、無理に目を開けるという動作のため、顔の神経からの強い刺激が直接前述のサブスタンスPなどを放出する、脳の神経核での異常な興奮が生じる、などの原因が考えられています。


 手術中にもやもやとした重い頭痛が解消されることが有るため、眼瞼下垂があって慢性頭痛がある患者さんには手術療法を第一選択としています。


 手術自体の詳細はこちら